内容をスキップ

アイダーダックがフィヨルドに戻ってきた!

嬉しいお知らせです!
ログムンダルフョルヅルの海岸にアイダーガモが集まっているのが目撃されました!10ヶ月間、冷たい海に浮かんできたアイダーガモたちは、もうすぐ内陸で巣作りと子ガモの孵化を開始します。天候にもよりますが、まもなくアイダーダック農家のオリとヨハンナがアイダーダック保護区に移動し、鳥たちを迎える準備します。

どのような作業になるのか、その流れを簡単にご紹介します。

保護区の準備

アイダーガモの保護区は、捕食動物から鴨の巣と卵の孵化を守る聖域

鳥たちの巣作りの季節を迎えるために、4月上旬から手間のかかる作業が始まります。峠はまだ雪に覆われているため、陸路で保護区へ到達することができないため、現地へはフィヨルドへは船で移動します。到着したら、いよいよ作業の開始です。

作業内容は以下の通り。

カモのための100〜250個の藁の巣作り 
保護ネットの補修(外敵を防ぐため)
カラフルな旗を何十本も立てる(鳥を引き寄せるため)

アイダーダックの到着

母親鴨は卵が孵化するまでの一ヶ月間、食事を一切受け付けず卵を抱き続ける

5月に繁殖期が終わると、メスのアイダーガモは雛をかえすために保護地区へやってきます。一羽につき3〜6個の卵を産み、丸々1ヶ月間巣の中で過ごします。この保護区(農場)は20年の歴史があり、彼らは農場と人間の存在に深く馴染んでいるため、屋根の上やトラクター、農場の玄関先でカモを見かけることも珍しくありません。鴨が卵を抱いている間、オリとヨハンナは巣の交換や網の修理、外敵の侵入を常に監視しています。


孵化と巣立ち

大人の鴨が子供たちを見守り先導する

毎年6月から7月にかけて孵化する子ガモたち。一ヶ月間卵を抱き続ける母親の鴨は、その間に体重が33%も減少します。そして、体重を戻すのもそこそこに、子供達に餌をとる方法を教え、10ヶ月間海に浮いて過ごす時が再び訪れるのです。季節は巡り来るということです。


アイダーダウンの収集と清浄

アイダーダウンを選分け、きれいにするラグナとオリ

鳥が巣立つと、手作業で羽毛を集めます。ダウンの収集は、大変な作業です。羽毛布団1枚に40〜60個の巣が必要です。しかし、これはほんの始まりに過ぎません。乾燥、殺菌、機械洗浄、脱脂、そしてアイスランド政府職員による最終品質検査と、7段階の厳しい工程を経て、アイダーダウンは洗浄されるのです。


ご家庭で愛される暖かな寝具をお届け

アイスランディック・ダウン社のブランド・パッケージで寝具をお届けします。すべての製品にアイスランド政府発行の証明書をおつけします。

アイダーダウンは厳しい基準の清浄過程を幾重にも経た後、美しい羽毛布団や掛け布団、枕に生まれ変わります。私たちは、ここボルガルフョルヅル・エイストリですべての製品を手作業でお仕立てし、お客様のニーズに合わせて寝具のあらゆる側面をカスタマイズしています。

もっと詳しく知りたいですか?アイダーダックの生態やお布団の生産工程についてはこちらを、ご一読ください。

今後もアイスランド・ダウンの最新情報をお届けします。お楽しみに!